どうも。本サイト運営者のハゲアニキ(@a_chi55)です。
「ストレス社会」今の時代を表す言葉としてよくこんな事がいわれます。
仕事、家族、友人関係、お金、漠然とした将来への不安などストレスの種はあげればキリがありません。誰もがなにかしらのストレスを抱えながら生きているのではないでしょうか。
特にインターネットやSNSが発達したおかげで、他人と自分を常にマウンティングして一喜一憂する毎日。他人の目を気にせずに自分の人生をストレスなく生きている人ってかなり少数派だと思います。
そして、過度のストレスはほっておくと薄毛・ハゲの原因になります。
かくいう私もブラック企業勤めでストレスが極限にたまった結果、30代にして見事にハゲ散らかしてしまいました。
この記事をよめば、ストレスと薄毛の関係、そしてその解決策がわかり、ハゲを事前に予防することができるようになります。
私の経験を反面教師にして、あなたはストレスでハゲないようにしてください。
ストレスと薄毛の関係
そもそも、なぜストレスをためると薄毛の原因になるのでしょうか。まずはそのメカニズムを理解しておくことが重要です。
ストレスが毛包に影響を与えるという研究結果
イギリスのマンチェスター大学での研究で、ストレスが毛包に影響を与え、ヘアサイクルを乱してしまうという研究結果が発表されています。
※毛包とは髪の毛がつくられる器官のことをいいます。
成体のマウスを24時間にわたって15秒ごとにサラウンドで低パルスの音にさらすという実験をおこなった。
この音は妊娠中の雌が生むはずだった子の数を減少させてしまうほどのストレス源になった。
このストレスは毛包にも影響を与え、毛周期にブレーキをかけることがわかった。成長期が終わり、退行期に入ってしまったのである。
ストレスがホルモンや神経などを媒介にして移動すると考え、実験で皮膚の神経を遮断したところ、ストレスの影響も遮断されたことがわかった。
こうして、ストレスが再生能力は奪わずに毛の健康に影響を及ぼし、神経がストレス信号を毛に送る可能性があることが明らかにされた。
出典:毛の人類史 なぜ人には毛が必要なのか カート・ステン著
上記の実験によってわかるのは、ストレスが神経を通じて毛包に運ばれ、薄毛の原因になっているという事実です。
しかし、毛包に影響を与える直接の物質は何かという点までは、いまだに明らかになっていません。
一部ではストレスによって血行が悪くなり、毛包に栄養が運ばれなくなるので薄毛になるという説がありますが、科学的に証明されたわけではありません。
1.脳がストレスを感じると交感神経が強く緊張し、血管が圧縮される
2.血管が圧縮されると血行が悪くなり、毛根に運ばれるべき栄養が十分に届かなくなる
3.栄養不足により髪が成長できないまま抜け落ちてしまう
円形脱毛症になる可能性も
過度のストレスがかかると、髪の一部がごっそり抜ける円形脱毛症になってしまう可能性もあります。
俗に言う「10円ハゲ」というやつです。髪の一部だけがごっそり抜けてしまった方は円形脱毛症をまず疑った方がいいでしょう。
この症状は、髪の毛を作りだす細胞(毛球部)がリンパ球によって攻撃されてしまう自己免疫反応だと考えられていますが、現状まだ詳しい事はわかっていません。
しかし、疲労や精神的ストレスは自己免疫反応のきっかけになりやすいといわれています。
ストレスがたまりやすくハゲる可能性が高い人の4つの特徴とその対策
1.性格が真面目
真面目な人ほどストレスがたまりやすい傾向にあります。
責任感が強く「こうあるべきだ。」「完璧にしないと気が済まない。」といった思いこみが強い真面目な人ほど、理想と現実のギャップにストレスを抱えがちです。
これはあくまで私が見てきた経験ですが、与えられた仕事を完璧にしようと休日出勤して資料の一言一句を見直したり、フォントサイズを気にしたりするようなクソ真面目なタイプの人は、30代~40代でほぼハゲてました。
※その仕事が好きで夢中になってやっている場合は別です。
手を抜くポイントを見つけましょう。力を抜ける所は抜いて要領よく立ち回れた方がストレスをためずに済みます。全てを自分でやろうとせずに誰かに任せるのも大事です。
責任感は大切ですが、その気持ちを利用してくる人間がいることを忘れてはいけません。卑怯で狡猾な人間ほど責任を押し付けてきます。
2.失敗をいつまでも引きずる
過去の失敗をいつまでもくよくよと引きずるのは、精神衛生上良くありません。
「あの時こうしておけば良かった。」「今日もミスして怒られた。自分はなんてダメなんだ。」というように過去を思い出して自己嫌悪に陥りがちな人はストレスをためやすいです。
私も、ブラック企業でオーナーから罵詈雑言を浴びせられ人格攻撃をくらい続けた結果、必要以上に自分を責めてしまった経験があります。
しかし、そもそも失敗は人生に組み込まれているので避ける事はできません。
失敗から学ばせようとサポートすることもなく、一方的に責めてくるようなヤツはろくな人間じゃありません。
まず、過去の失敗はやり直せないので、思い出してくよくよと凹んでいる時間は非生産的で無駄な時間であることを胸に刻みましょう。
そして、あなたが思っているほど人はあなたに興味がないし自分のことで精一杯なので、あなたが気にしている失敗なんて時間が経てばすぐに忘れ去られます。
なので、あなたも犯した失敗がどんなに大きくてもすぐに忘れましょう。もし、それでもネチネチ言ってくるような理不尽な人がいたら出来るだけ関わらないのが吉です。
3.他人と自分を比較しがち
他人と自分を比較して、自分の足りないところばかりに目がいく人はストレスをためやすいです。
「あの人はすごい。あの人みたいになりたい。」と思って努力するのは良いのですが、その思いが反対に「なんで自分にはできないんだ。」という絶望に変わりやすいからです。
人間には向き不向きがあります。
私も過去に営業の仕事をしていましたが、コミュ障で気の利かない自分には全く向いていませんでした。向いていないフィールドでいくら努力してもその領域が得意な人や好きな人には絶対に敵いませんし、ストレスがたまるだけです。
自分に向いている得意なフィールドで勝負しましょう。周りの目を気にせず「自分は自分。他人は他人。」と割り切れる人は強いです。
4.相談できる人がいない、またはしない
なんでも自分一人で解決できると思っている一匹狼タイプは、誰にも相談できない、もしくはしないために一人でストレスを抱え込むことになります。
しかも、そのストレスは自分では自覚しづらいため、気づいたらハゲてしまい更にはうつ病になっていたという人も珍しくありません。
自分一人で出来る事などたかがしれています。相談できる人、もしくは話を聞いてくれる人を周りに探しましょう。両親や恋人など信頼できる人に話すだけでもストレスは和らぎます。
もし、信頼できる人が一人もいない場合には心理カウンセリングを受けるのもアリです。
ストレスによる薄毛を改善するための方法
ストレスの原因をなくす努力をしよう
当たり前ですが、ストレス薄毛を改善しようと思ったらストレスの原因を排除するのが一番効果的です。
まずは自分が何に一番ストレスを感じているのかを明確に整理しましょう。
仕事なのか、家庭なのか、それとも友人関係なのか。例えば仕事だったら、職場での人間関係なのか、それとも仕事内容なのか、紙に書きだして掘り下げながら考えてみましょう。
ストレスの原因がわかったら、次にそれをなんとか排除できないか考えていきます。
例えば、職場の人間関係がストレスの原因なのであれば、ストレスになっている事を正直に伝えて相手に改善を求める、それでもダメなら部署異動の希望を出す、もしくは思い切って転職するといった解決策が思いつくはずです。
もちろん、「そんな簡単に今の環境を変えられないよ。」という気持ちもわかります。変化することは勇気のいることだし、我慢して現状を受け入れた方が面倒くさくないからです。
しかし、そう考えるという事はあなたにとってそこまで緊急度の高いストレスではないのかもしれません。
適度なストレスは自身のパフォーマンスを上げることもあるので、一概にストレスが全て悪いわけではありません。
問題なのは過度のストレスです。本当に切羽詰まっている人はすぐに行動に移してください。
何かしらの行動をしなければ、今まで通りあなたに見えないストレスは蓄積されていきます。そして気づいたときにはもう手遅れになってハゲ散らかしているかもしれません。
ハゲ散らかすくらいであればまだやり直しがききますが、うつ病になったり、身体を壊すなんてことになったら目も当てられません。
「抜け毛が増えてきて髪の毛にボリュームがなくなってきたな。」と思ったら、まずはストレスがないかどうか自問自答し、早めに行動しましょう。
私は行動が遅かったのでハゲ散らかしてしまいましたが、行動が早ければ早いほど髪の毛の面でもメンタル面でも人生が好転するはずです。
一時的なストレス解消法は麻薬のようなもの
「ストレスを感じる事はいっぱいあるけど、趣味や遊びでストレス解消したら良くない?」そう考える人も多いと思います。
しかし、私の経験上これはおススメしません。
なぜなら、一時的なストレスの解消法は麻薬のようなもので根本的な問題解決にはなっていないからです。
趣味や遊びで、「あー、すっきりした。」と思っても日常に戻った瞬間からストレスが襲ってきます。そしてストレスがある程度たまると、またストレス解消に励むことの繰り返し。
あなたはこの無限ループをずっと続けるのでしょうか。
趣味や遊びでのストレス解消という麻薬を断ち切って、即刻ストレスの原因を潰した方が有意義な人生を送れると思います。
育毛サプリや育毛剤を使用する
あくまで、根本的なストレスの原因を排除する事が優先ですが、育毛サプリや育毛剤といった強力な現代の武器も並行して使っていきましょう。
「どんなものを使ったらいいの?」という方は、まずは私がネット上に自分のハゲを晒し、体当たりで効果を実験しているノンフィクション体験記をぜひご覧ください。▼
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