育毛剤の成分一覧を若ハゲが解説!科学的根拠のある本当に重視すべき成分はどれ?

育毛剤 成分

育毛剤っていろんな成分が入ってますよね。

パッケージ裏面の成分表には見慣れないカタカナ文字が並んでいて、正直見るだけでウンザリするのではないでしょうか。

そんな事もあって、育毛剤をネット上の評判などで選ぶ人が多いのですが、しっかりと成分を確認しておかないと育毛剤選びに失敗して、お金と時間をドブに捨てる可能性があります。

なぜなら、育毛剤に入っている成分の中には育毛にほとんど効果がない成分や、科学的根拠があいまいな成分も混じっているからです。

ネットの口コミや広告が主観的な意見なのに対して、成分はごまかしがきかない客観的なデータになります。

育毛剤選びで重要なのは、育毛効果について科学的根拠のある成分を見極めることです。

できれば人の身体で臨床試験を行って、育毛効果を確認している成分が理想です。

本記事では、科学的根拠の有無とその効果から、育毛剤に含まれる成分を徹底的に解説します。

 

育毛剤の成分一覧

まずは、以下の育毛剤の成分一覧表をごらんください。

育毛剤成分

主要な成分はほとんど網羅しています。

分類の仕方として、2つの基準を設けました。

育毛効果についての科学的根拠の有無

全ての成分を科学的根拠(論文など)があるかないかで分類しています。

科学的根拠のある成分についてはエビデンスとなる論文データのリンクを貼っています。また、人体で効果を検証した臨床試験データがあるかどうかも同時に確認しています。

当然ですが優先すべき成分としては、

最優先:科学的根拠のある成分(臨床試験データ有り)

優先:科学的根拠のある成分(臨床試験データ無し)

優先度低い:科学的根拠のない成分

になります。

成分に期待される効果

育毛成分と一口にいっても、期待される効果はそれぞれ違うため、以下のように大きくグループ分けしました。

1.脱毛の原因となる男性ホルモン「ジヒドロテストステロン(DHT)」を抑制する成分

薄毛の原因のほとんどは悪性の男性ホルモン「ジヒドロテストステロン(DHT)」によって髪の毛が抜けてしまうことにあります。

良性の男性ホルモンであるテストステロンと血液中の酵素である5αリタクターゼが結合することでジヒドロテストステロン(DHT)が発生してしまうのですが、

5αリタクターゼの活性を阻害する効果のある成分によってジヒドロテストステロン(DHT)の発生を抑えることができます。

ここがしっかりと対策できていれば、

シャンプーした後や寝起きの枕を見て、ごっそりと抜けている自分の髪の毛にヘコむストレスから解放される事が期待できます。

髪の毛のもとになる細胞に働きかけて発毛を促す成分

髪の毛をつくる細胞に直接働きかけることで、発毛を促す成分です。

この成分を取り入れることで、

今までツルツルだったところから産毛が生えてきたり、頭皮のスキマが埋まってくることが期待できます。

血行を促進する成分

血管を拡張したり、代謝を良くすることで血行を改善する成分です。

血行が悪いと、髪の毛の成長に必要な栄養が運ばれづらくなり、抜け毛や軟毛の原因になります。

この成分を取り入れることで、

しっかりとした太い髪の毛が増えて、薄毛が目立ちにくくなることが期待できます。

頭皮環境を改善する成分

頭皮が炎症をおこしていたり、乾燥しすぎていたりすると抜け毛の原因になります。

この成分を取り入れることで、

頭皮環境が整えられて、頭皮トラブルから解消されることが期待できます。

優先すべき成分

この4つの効果の中から、自分の今の状況に合った成分が入っている育毛剤を選べば失敗を減らせます。

優先すべき成分はそれぞれの事情によって変わってくるので一概には言えません。

※例えば、ジヒドロテストステロン(DHT)対策は育毛サプリでしているので、それ以外の成分が充実している育毛剤を選ぶなど。

ただ、あえて優先度をつけるならば、

最優先:髪の毛のもとになる細胞に働きかけて発毛を促す成分

優先度高い:「ジヒドロテストステロン(DHT)」を抑制する成分

優先度普通:血行を促進する成分

優先度低い:頭皮環境を改善する成分

になります。

なぜなら、最優先の「髪の毛のもとになる細胞に働きかけて発毛を促す成分」は、そのほとんどが育毛剤でしか手に入れることができない貴重な成分だからです。

 

科学的根拠のある育毛剤の成分(臨床試験データ有り)

人の身体で臨床試験を行った結果、育毛効果のあった成分を以下にまとめています。

当然、信頼度は一番高いので、育毛剤を選ぶときにはこれらの成分が入っているかどうかをまず確認すべきです。

ただ、これらの成分が何種類も入っていたとしても、少量しか入っていなければ意味がないので、目安となる濃度も確認する必要があります。

ミノキシジル

国から医薬品として認められている最も信頼度の高い成分です。

・血管を拡張して血行を良くする

・成長因子の産出促進

といった作用から発毛を促進する効果があると考えられてます。

唯一国のお墨付きをもらっている成分なのですが、正確なメカニズムについてはまだ不明な点が多いです。

通称「ミノタブ」と呼ばれる内服タイプ(飲むタイプ)と「リアップ」で有名な外用タイプ(頭皮に塗るタイプ)があります。

外用タイプは市販でも買えますが、内服タイプは基本的にAGAクリニックで処方してもらう必要があります。

基準濃度は5%です。(※臨床試験で効果のあった濃度)

注意
ミノタブは高い発毛促進効果が見込める反面、副作用が強い薬であるため、日本はおろか海外でも医薬品として認可されていません。

【体験談】薄毛は血行を良くすると改善するのか?若ハゲに悩んだ筆者がミノキシジルの効果と副作用を語る

2018.10.01

キャピキシル

キャピキシルには、

・脱毛ホルモンであるジヒドロテストステロン(DHT)の発生を抑え、抜け毛を減少させる

・毛母細胞を活性化させ、発毛を促す

という2つの効果があります。育毛における「攻め」と「守り」を同時に行ってくれる優秀な成分です。

基準濃度は5%です。(※臨床試験で効果のあった濃度)

成分表では、以下のように記載されています。

・アカツメクサ花エキス
・アセチルテトラペプチド-3

キャピキシルとは?ミノキシジルの3倍も発毛するといわれる噂の真相に迫る

2018.12.25

リデンシル

リデンシルは、髪の毛の元となる毛乳頭細胞(繊維芽細胞)を活性化させて、発毛を促進する効果があります。

また、頭皮の炎症を防ぎ、頭皮環境を整える効果もあるということで、近年注目されている成分になります。

基準濃度は3%です。(※臨床試験で効果のあった濃度)

成分表では、以下のように記載されています。

・グリセリン
・ピロ亜硫酸Na
・グリシン
・塩化亜鉛
・セイヨウアカマツ球果エキス
・チャ葉エキス

リデンシルとは?ミノキシジルの2倍の発毛効果と呼ばれる成分の真相に迫る

2019.02.25

センブリエキス

センブリエキスは苦いお茶で有名なセンブリの有効成分を抽出した成分です。

センブリはリンドウ科センブリ属の植物で、古くから薬草として親しまれていますが、成長した髪の毛(硬毛)を増やす効果もあります。

基準濃度は22.5%です。(※臨床試験で効果のあった濃度)

ただ、臨床試験で14人で検証したうちの3人にしかその有効性が認められなかったことや、22.5%という高濃度のセンブリエキスを使用した検証であったことから、育毛効果としては他と比べて少し弱い成分になります。

センブリエキスに育毛効果はある?多くの育毛剤に入っている成分の真相に迫る

2019.03.12

 

科学的根拠のある育毛剤の成分(臨床試験データ無し)

人の身体では育毛効果を検証できていないが、マウスや試験管での実験では育毛効果が認められた成分です。

臨床試験データがある成分と比べると信頼性は落ちますが、全く科学的根拠がないわけではないので、育毛効果が期待できます。

ピディオキシジル

ピディオキシジルは「ミノキシジル誘導体」とも呼ばれ、ミノキシジルをベースに、副作用を一切受けずその育毛効果だけを享受できるように、ミノキシジルの分子配列を少し変更して開発された育毛成分です。

ピディオキシジルは、髪の毛の元となる毛乳頭細胞(繊維芽細胞)を活性化させて、発毛を促進し、成長期の髪の毛を増やす効果があります。

参考:https://www.slideshare.net/Kumarorganicproducts/kopyrrol-pyrrolidinyl-diaminopyrimidine-oxide

成分表では、以下のように記載されます。

・ピロリジニルジアミノピリミジンオキシド

成長因子

成長因子は、別名「グロースファクター」とも言われ、簡単にいうと細胞を刺激して細胞分裂を促してくれるタンパク質の一種です。

毛母細胞が分裂して新しい細胞が作られる時には必ず細胞分裂を司る因子が必要となりますが、この因子が「成長因子」です。

成長因子には、

・毛髪の形成に必要なケラチンの生成を促進する「KGF」(ケラチン細胞増殖因子)
・毛母細胞の分裂を促す「IGF」(インスリン様成長因子)
・頭皮の血管新生にかかわる「VEGF」(血管内皮細胞増殖因子)
・休止期の毛包を成長期へ導くとされる「HGF」(肝細胞増殖因子)
・毛母細胞の増殖を促す働きがある「FGF」(線維芽細胞増殖因子)

など色々な種類があります。

成長因子を体外から摂取することで、上記のようなの育毛効果がある事が分かっています。

成長因子はAGAクリニックなどの医療機関でも使われることがある成分で、HARG(ハーグ)療法という髪の毛の再生医療に使われています。

HARG(ハーグ)療法は、成長因子を直接頭皮に注入していく治療法なのですが、育毛剤は頭皮に塗付するので効果としては劣ります。

また、成長因子に関しては、まだ明らかになっていない部分も多く、今後さらなる研究が期待されている成分です。

参考:https://ci.nii.ac.jp/naid/130004188828

参考:https://ci.nii.ac.jp/naid/10008991664

ヒオウギエキス

ヒオウギエキスには、大豆食品で有名なイソフラボンが含まれています。

イソフラボンには脱毛の原因である悪性の男性ホルモン「ジヒドロテストステロン(DHT)」の発生を抑える効果があります。

そのため、ヒオウギエキスの効果で抜け毛を防止することが期待できます。

参考:https://patentfield.com/patents/JP19930309859#pdf

ボタンエキス

ボタンエキスには、

・血管を拡張して血行を良くする効果

・頭皮の炎症を防ぎ頭皮環境を保つ効果

があると言われています。

https://www.mandom.co.jp/release/2010/src/2010120101.pdf

ビワ葉エキス

ビワ葉エキスには、

・毛乳頭細胞を刺激して発毛を促進する効果

・脱毛ホルモンであるジヒドロテストステロン(DHT)の発生を抑え、抜け毛を減少させる効果

・血管を拡張して血行を良くする効果

があると言われています。

参考:http://www.maruzenpcy.co.jp/jiten/ke/h/biwa.html

イチョウ葉エキス

イチョウ葉エキスに含まれるフラボノイドには、血管を拡張する作用があります。

また、イチョウ葉エキスに含まれるフラボノイド、ギンコライドには抗酸化作用があり、頭皮環境を整えてくれます。

参考:https://www.shiseidogroup.jp/releimg/1807-j.pdf

オウゴンエキス

オウゴンエキスは5αリダクターゼを阻害し、ジヒドロテストステロン(DHT)の発生を抑える効果があります。

5αリダクターゼには1型と2型の2種類があり、それぞれ存在する場所が違います。

1型は側頭部と後頭部に、2型は前頭部と頭頂部に主に存在しています。

オウゴンエキスは1型の5αリタクターゼを阻害する効果はありますが、2型を阻害する効果はないので、いわゆるAGAの典型的であるつむじハゲとM字ハゲには効きません。

それ以外に、オウゴンエキスには抗炎症作用があるので頭皮環境を正常化させる効果もあります。

参考:https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/11931850

センキュウエキス、アンズ種子エキス、カワラヨモギエキス

これらのエキスには毛乳頭細胞の増殖を促進させる効果があることが分かっています。

毛乳頭細胞は髪の毛をつくる毛母細胞に栄養を送る役割があり、育毛するうえで非常に重要な細胞です。

参考:http://www.demi.nicca.co.jp/hair_labo/forefront/ikumou_01.html

褐藻エキス(フコダイン、フコキサンチン)

褐藻エキスには、成長因子であるFGF-7を増殖させる効果があります。

FGF-7 は毛母細胞の増殖を促進することで、発毛を促します。

参考:http://www.shionogi-hc.co.jp/wellness/healthy-food/paper/pdf/fukoidan/02/2010_05.pdf

シラカバエキス

シラカバエキスには5αリダクターゼを阻害し、ジヒドロテストステロン(DHT)の発生を抑える効果があります。

ただ、1型の5αリタクターゼを阻害する効果はありますが、2型を阻害する効果はないので、いわゆるAGAの典型的であるつむじハゲとM字ハゲには効きません。

それ以外に、シラカバエキスには毛乳頭細胞を増殖させて発毛を促す効果もあります。

参考:https://www.reve21.co.jp/files/2017/NewsRelease_20170324_01.pdf

チョウジエキス

チョウジエキスには5αリタクターゼ(1型、2型両方)の発生を抑制し、抜け毛を防止する効果があります。

参考:http://www.demi.nicca.co.jp/hair_labo/forefront/ikumou_02.html

プラセンタエキス

プラセンタエキスには、成長因子であるFGF-7を増殖させる効果があります。

FGF-7 は毛母細胞の増殖を促進することで、発毛を促します。

参考:https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/27386946

M-034

M-034とは、北海道の日高地方で採取されるミツイシコンブに精製水を加えた抽出エキスのことです。

・外毛根鞘細胞(ORSCs)の増殖促進効果があり、発毛を促進すると言われています。

参考:https://www.tenshindo.ne.jp/product/sauveur08/

成分表では、以下のように記載されます。

・海藻エキス-1 

アスコルビン酸(ビタミンC / ビタミンC誘導体)

アスコルビン酸はビタミンCのことです。ビタミンCは毛乳頭細胞の増殖を刺激して、休止期の髪の毛を成長期に移行させる効果があることが研究から分かっています。

特に、近年では組織として不安定なビタミンCの代わりに、ハイブリッドビタミンCというより優秀な成分が開発され、育毛剤に取り入れられるようになっています。

参考:https://www.jdsjournal.com/article/S0923-1811(05)00327-0/abstract

さらに、「17型コラーゲン」という物質が加齢によって減少すると、抜け毛の原因となるのですが、ビタミンCはこの17型コラーゲンの生成をサポートし、抜け毛を防止する効果があることが分かっています。

参考:https://vitabrid.co.jp/contents/research1707/

 

科学的根拠のない育毛剤の成分

育毛効果に関する論文などは見つかりませんでしたが、育毛剤に含まれている成分です。

直接育毛に効果がある成分というよりも、頭皮環境を整えるなど間接的に役に立つ成分が多い印象です。

優先度は科学的根拠のある成分より低いので、後回しでいいと思います。

・N-アセチルグルコサミン

・アルニカエキス

・アロエエキス

・イソプロピルメチルフェノール

・イラクサエキス

・エビネランエキス

・オウバクエキス

・オランダカラシエキス

・エラスチン

・キナノキ゚樹皮エキス

・グリチルリチン酸ジカリウム

・クロレラエキス

・ココナッツオイル

・ゴボウエキス

・コメヌカエキス

・コンドロイチン硫酸ナトリウム

・酢酸トコフェロール

・ジオウエキス

・シナノキ゚エキス

・ジフェンヒドラミンHCI

・ショウブ根エキス

・水溶性プロテオグリカン

・ステモキシジン

・セファランチン

・ソウハクヒエキス

・チンピエキス

・ツバメの巣エキス、シアル酸

・トウガラシエキス

・トウキエキス

・冬虫夏草エキス

・トウニンエキス

・トリペプチド-1銅

・ニンニクエキス

・パントテニルエチルエーテル

・ヒノキチオール

・ピリドキシンHCI

・ピロクトンオラミン

・ポリリン酸Na

・ローズマリーエキス

おすすめの育毛剤成分

たくさん育毛剤の成分を挙げてきましたが、そのなかから一つおすすめするとすれば、

「キャピキシル」

になります。臨床試験のデータもあって、効果も一番育毛剤に欲しいところを抑えているので間違いない成分だと思います。

キャピキシル配合の育毛剤はこちら▼

失敗しないおすすめのキャピキシル育毛剤はどれ!?成分・安さ・口コミを徹底検証した結果!

2019.01.13

次点でいくと、「リデンシル」でしょうか。

リデンシル配合の育毛剤はこちら▼

失敗しないおすすめのリデンシル育毛剤はどれ!?成分・価格・口コミを徹底検証した結果!

2019.02.27

※ミノキシジルは最も効果が見込める成分ではありますが、副作用があるので個人的におすすめはしません。

また、育毛剤は育毛サプリと併用すると効果倍増が期待できるので、サプリの成分についても以下の記事で解説しています。

育毛サプリの成分はこちら▼

育毛サプリの成分を若ハゲが解説!本当に重視すべき成分はどれ?

2019.02.02

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です