良い子は見ないで!鬱になってハゲるブラック企業の闇エピソード【体験談】

ブラック企業 エピソード

 

はじめまして。「若ハゲ生存戦略メディア」を運営しているハゲアニキ(@achi974)と申します。

今回は私の経験したブラック企業のエピソードを晒します。

今思い出しても身の毛のよだつ恐怖体験で、思い出すたびに過去の傷をえぐられて辛いのですが、あえて記事にしたのには理由があります。

おそらく、この記事は私の失敗談で誰の役にも立たないかもしれませんが、せめて現在ブラック企業に苦しめられている人が見て、「お、自分より下がまだおったか」という気晴らしになればいいかなと思っています。

この記事を見た人の気持ちが沈まないように、小学生が遠足に行く前日のワクワク感を思い出しながら、なるべく高めのテンションで書きました。

地獄の始まりは握手から。敵は笑顔で近づいてくる

平凡な大企業のサラリーマン勤務に絶望していた私は、心機一転友人が起業したベンチャー企業で働く事になりました。

友人の会社に入った初日、オフィスに入ると強面のおっさんが満面の笑みで近づいてきました。少し話をしていると、どうやら実質はこの人が会社のオーナーらしい。

表面上は共同経営者という形でしたが、株式の割合を調べても友人よりもこのおっさんの方が多く持っており、友人は雇われ社長のようなポジションでした。

オーナー
ハゲアニキ君には予算の管理や経理など数字に関わる部分を全部任せたいと思っているんだよね。いわゆる会社の守りの部分さ。

従業員5人くらいの小さなベンチャー企業だけどこれから急成長して上場しようと本気で考えてる。期待してるのでよろしく頼むよ。

ハゲアニキ
わかりました。(なんかオーラのある人やな。期待されてるみたいだし頑張ろう。)

最後にがっちり握手を交わし、さっそく仕事に取り掛かります。

まずは会社の全容を知りたい。売上や経費に関わるありとあらゆるデータをかき集めていきます。

と、ここで衝撃の事実が。

ハゲアニキ
ちょっww 取引先の会社や国の機関に滞納してる金が500万円もあるんだけどww 金の管理どうなってんの?

早速オーナーに報告します。どうやら、普段から全く現場に出ずに指示だけだすタイプだったため、こんなに重大なことを把握していなかったようです。

入社して2週間後には、ついに社会保険料の未払い分の差し押さえが入り、一時的に会社の銀行口座が凍結されるという異常事態が発生。

すべてを聞いたオーナーは烈火のごとくブチ切れました。

友人を呼び出し、大声で罵倒したうえで殴るわ蹴るわの大惨事。友人のかけていたメガネが華麗に宙を舞います。

その光景を隣で見ながら、

ハゲアニキ
ヤバいところに来てしまった…。

そう直感しました。

そんな大金を滞納している事を隠していた友人も友人ですが、そもそもオーナーが現場を把握する気がなかった事に違和感を覚えました。

友人へのお仕置きが終わると、さっきまでとはうって変わって柔らかな表情で今度は私に話しかけます。

オーナー
ハゲアニキ君が教えてくれて助かったよ。この窮地を打開するためにどうしたらいいと思う?
ハゲアニキ
知らんがなww とりあえず口だけ出して全く働かないあんたの報酬をゼロにしたらどうですか?

オーナーへ毎月払っている報酬が経営を圧迫していることは分かっていました。しかし、そんな本音を言えば自分もぶん殴られそうだったのでグッと飲み込みます。

そこからは、資金繰りに悩まされる地獄の日々が始まりました。

支払いの優先度をつけて滞納している金を返していきます。返済できない業者には謝り倒してから返済計画を説明し、なんとか待ってくれるよう交渉していきました。

ハゲアニキ
なぜ私がこんな損な役回りを…。取引先には早く金を返せと言われ、月末には新たな支払いが待っている。いくらなんでもキツ過ぎる。

実際、会社は自転車操業でいつ潰れてもおかしくありませんでした。

オーナー
こんな経験はここでしかできないよ。これは逆に成長するチャンスなんだ。

確かに、こんな経験は普通の会社では出来ないでしょう。いきなり銀行口座がロックされるなんて正気の沙汰ではありませんww

しかし、オーナーのこの言葉によって私の心は燃えました。「私は他の人にはできない経験をしている。ここから会社を復活させる事ができたら、その時にはものすごい経験値がたまっているはずだ。」

モチベーションの鬼と化した私は、地べたを這いつくばり血ヘドを流しながら、会社が生き残るためにできる事は全てやりました。

それがオーナーのしかけた人を利用するための甘い罠とも知らずに…。

オーナーが洗脳を開始。ウソで塗り固められた「オレは大物」アピール

恐怖の月末がやってきました。できることは全てやりましたがこのままだと50万円ほどのキャッシュ不足です。

支払い先のリストと売上の予想表を見比べながら黙って考え込むオーナー。

そして、ついに恐れていた一言がここで飛び出します。

オーナー
ハゲアニキ君の給料は10万円減らすしかないな…。緊急事態だから協力してくれ。これを乗り切ったら元に戻すからさ。

話は変わりますが、オーナーは会社とは別に、ある団体のトップをしていました。

その団体の活動は、

・自己啓発セミナーの主催
・障がい者支援
・ボランティア  など

をやっていて、そこでのオーナーはいわゆるエセカリスマでした。

コバンザメのような仲間を常に引き連れており、オーナーの周りには多くの人が集まっていました。
※今思えばコバンザメ達は世の中の厳しさを何も知らない学生が多く、たいした人はいませんでしたが。

私も仕事とは全く関係のないセミナーに参加させられ、その話を聞いていました。

確かに良い事を言ってはいるのですが、よくよく聞くと「オレはこんな人との人脈があって、こんなでっかい事をこれから仕掛けようとしている。」などのポジショントークを織り交ぜながら話を展開していて、とにかく自分を権威付けるのが上手だったのです。

あとから調べるとそのほとんどがウソや誇張だったのですがww

オーナーはそうして自分を神格化し、誰も反抗できないような空気を作り出していたのでした。

これが世にいう「洗脳」ですね。完全なる黒魔術使いです。危険なので絶対に近づいてはいけません。

話を戻して、そんなこんなで私も洗脳されてしまったのですが、減給を宣告された時はさすがに物申しました。

ハゲアニキ
嫁ちゃんもいるんで10万円もいきなり減らされたら困ります。しかも私は入社したばっかりのただの従業員ですよ。そもそもこんな状況になったのは経営者の責任でしょう。
オーナー
ハゲアニキ君は経営者視点で仕事したいんだろ?そんな甘い事言ってんじゃないよ。一生言われた作業だけやる下働きでいいの?それならうちの会社には要らないよ。

そういえば、友人に頼んでなぁなぁで会社に入ったため、雇用契約などの書面は一切ありませんでした。

結局、オーナーは自分の報酬を一銭も減らすことなく、友人と私を始めとする従業員の給料をカットする事でこのピンチを乗り切ったのでした。

ついに本性を現す!暴力・恐喝なんでもアリのヤクザ会社へ

そこから先の転落は早かったです。友人だけではなく私にもオーナーの暴力が飛んでくるようになりました。

仕事で少しでもミスがあると、まずは土下座を強制させられます。さらに血判付きの反省文を書くことを命じられるようになりました。

血判って知ってますかね?印鑑を押す代わりに自分の血でハンコを押すことです。

反省文を書くたびに、カッターで指先を切って血を無理やり出します。これがめちゃめちゃ痛い!

書き溜めた反省文は数十枚に渡ったでしょうか。元に戻ると言っていた給料も戻るどころかどんどん減らされていきます。

死んだ魚の目をして家に帰ると、娘をおなかに宿した嫁ちゃんが泣いて待っていました。将来が不安で仕方なかったのでしょう。

仕事と家庭のストレスで髪の毛は抜け、30歳にしてハゲ散らかすことになりました。

ストレスが薄毛の原因に?ブラック企業勤務でハゲた筆者が因果関係と対策を徹底調査

2018.10.02

追い打ちをかけるかのように、

オーナー
だからお前はダメなんだ。このハゲが!

豊田議員も顔負けwwの罵声を浴びせられながら人格攻撃を受け続け、ハゲあがった頭皮を思いっきり殴られます。

今思えば、隠しカメラで録画して弁護士に突き出すべきだった…。

オーナー
チャンスをやろう。明日までにミスした分の損失を埋めるネタを持ってこい。さもなくば自腹で払え!

オーナーの横暴は止まりません。

今思えば3流のクズ経営者がいかにもやりそうな事ですが、ヒトラー並の独裁政権を敷いていたので誰も反抗できる人はいませんでした。

「なんですぐに逃げなかったの?会社辞めればいいじゃん。」そんな疑問はごもっともだと思います。もっと強気な人であれば「訴えた方がいいよ。」と言うのではないでしょうか。

しかし、徹底的に自尊心を破壊され完全に心を折られていた私は、反抗する気力も逃げる選択肢もなくただただ思考停止状態になってしまいました。

ひたすらミスをしないように、怒られないように日々を生き延びるのに精一杯。おそらくうつ状態だったと思います。

誰かに相談できれば良かったですが、周りの人に大見栄をきってベンチャー企業に転職して、こんなみじめな目にあっているなんて誰にも言えませんでした。

利用されたあげく捨てられる 突然訪れた悲しい結末

1年近くそんな状況が続いたでしょうか。会社も最大のピンチを脱し、さあこれからというある日、オーナーから打ち合わせがしたいとカフェに呼び出されました。

オーナー
ハゲアニキ君は、明日から会社にこなくていいよ。代わりはもう見つけたから。引継ぎだけよろしく!

その一言が、とてもあっさりしていたのを鮮明に覚えています。

さんざんひどい仕打ちを受けてきましたが、心のどこかで「この危機を乗り越えたら成長してるぞ」というオーナーの言葉を信じ、ここまで厳しくても諦めずについてきた私を見放しはしないだろうという思いがありました。

洗脳ってマジで怖いですね。

こんな状況でも「辞められてラッキー」ではなく、「同じ方向を目指して頑張ってきたのに…。私にもっと実力があれば」と自分を責めてしまうのですから。

本来反省すべきは実力うんぬんではなく、人を見る目がなかった事。この1点だけです。

さすがにオーナーも気が引けたのでしょうか。オーナーのおごりで後日2人で飲みに行くことになりました。

当日、約束の時間になってもオーナーは来ません。カフェで待つ事2時間。時計は22時を回っています。

ようやくオーナーが現れました。

オーナー
すまん。今日はやっぱりなしで。帰って仕事しないと。オレは忙しいんだ。

テーブルの上にコーヒー代の300円を置いて、颯爽と夜の街に消えていきました。

ここで、さすがに悟ります。

「あぁ、ただひたすら利用されていただけだったんだな。」

今までの出来事が走馬灯のように蘇り、気づけば悔しさのあまり人目もはばからず号泣していました。

ブラック企業に搾取されないための防衛策まとめ

人生は選択の連続です。

朝着ていく服を決めることから就職・転職の決断に至るまで全ては自分の選択の積み重ねが人生というストーリーを紡いでいくのです。

そして選択した結果の責任は自分でとるしかないです。

私もしばらくはオーナーと友人の事を恨みましたが、そもそもそんなブラック企業に入社することを選択した自分が悪かったのです。

では、ブラック企業から自分の人生を守るためにはどうすればいいのでしょうか。

洗脳されないように周りの人に相談する

洗脳されると視野が異常に狭くなります。今の職場環境が本当に正常なのか周りの人に相談して意見を求めましょう。

世の中には様々な価値観があります。ブラック企業の中にいると劣悪な環境が当たり前になってしまい思考停止になりがちですが、一度立ち止まって考えてみるべきです。特にマジメで一途な人ほど洗脳されやすいので要注意です。

さらに今では、TwitterやYouTubeなどで発信する個人が増えており、色んなジャンルで結果を出している人をフォローしてタイムラインを眺めていれば、自分よりはるかに人生経験を積んだ成功者の貴重な考え方や価値観を簡単に知ることができます。

反対に、洗脳してくる人にも特徴があります。特に威圧的な態度で他人をコントロールしようとしてくる人の特徴は、

特徴

・40代より上の世代で、バブル景気を経験した人が多い。
・過去の栄光にすがっており、当時のやり方や考え方を変えようとしない。
・貧しい家庭出身だったり、学歴がない等、強烈なコンプレックスを抱えている。
・アメとムチの使い方がうまい。
・本音は言わない。
・子分を引き連れている

などです。周りにこんな人がいたら全力で逃げましょう。

雇用契約書をしっかり確認する

自分の雇用条件は入社する前に聞いていた通りかしっかり確認しましょう。

雇用契約書を会社に作ってもらい、隅から隅まで目を通します。そこで、聞いてない条件が入っていたり納得できない点が1つでもあれば入社すべきではありません。

特に、家族経営の会社だったり、創業したてのベンチャー企業などはこの辺があいまいなので、いいように使われる危険が高いです。

雇用契約書があれば、いざという時に訴えても勝つ可能性が高いですし、企業側もあまりムチャなことはできません。

最終手段は逃げること

どうしてもつらいときは逃げていいです。

退職届をだして円満退社が理想ですが、ブラック企業の場合はとんずらも辞さない構えでいいでしょう。

とりあえず辞めてからでも、残業代や未払い賃金の請求はできますし、あなたのメンタルや健康に比べたら、ブラック企業なんてゴミみたいな価値しかありません。

お人よしを洗脳して、どうせ辞められないだろと舐められているからブラック企業が無くならないのです。ブラック企業を根絶やしにしようと思ったら、働いている人が辞めまくるしかありません。

辞めさせてくれない、辞めると言い出しづらい場合は退職代行サービスが便利です。

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ブラック企業を辞めたいあなたが退職代行を利用するべき3つの理由

2019.02.19

一方で、収入がなくなって生活が不安とか、自分のキャリアが心配という声もあると思います。

しかし、極論をいえば生活していくだけだったら、固定費を下げて質素な生活を心がければ週3回くらいバイトをすれば生きていけます。

空いた時間で自分の好きな事をしたり、自分で商売を立ち上げてもいいでしょう。今の時代はインターネットがあるので、元手ゼロからお金を稼ぐことも可能です。

プライドを捨てればこんな生き方だってできるのです。

「さすがにアルバイトはちょっと…。」という人は、まずはリクナビNEXTに登録しましょう。あなたの市場価値にあった求人情報を次から次へと紹介してくれます。

実際、今の会社にこだわらなくても世の中に仕事は腐るほどあります。そのなかから、できるだけホワイトなユルフワ企業を探しましょう。

入社前にブラック企業を見極める方法はこちら▼

ブラック企業の見分け方!入社前に絶対にチェックすべき7つのポイントとは

2018.10.23

 

私の体験談を反面教師にして、あなたの人生がブラック企業と一切かかわらない平穏な人生になることを願っています。

 

 

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