ブラック企業の見分け方!入社前に絶対にチェックすべき7つのポイントとは

ブラック企業

「こんなはずじゃなかった…。」

入社した会社が想像以上にブラックで、過労とストレスに苦しめられている人は多いのではないでしょうか。

私も入社前にしっかり情報をとらずに勢いで転職して、ブラック企業で消耗した結果うつになった経験があります。

良い子は見ないで!鬱になってハゲるブラック企業の闇エピソード【体験談】

2018.10.11

面接の場などで、

ハゲアニキ
なんか怪しいなぁ。大丈夫かなぁ。

なんとなく違和感を感じながらも、

ハゲアニキ
はやく転職先を決めて楽になりたい。面接で落ちてヘコむのは嫌だ。

そんな焦りから「なるようになれ」と思い切って入社した結果、案の定ブラック企業につかまってしまいました。

ブラック企業は調子のいいことを言って、過去の私のように「早く就職先を決めたい」という人間の弱みにつけこんできます。

入社後はブラック企業の人事や採用にも関わってきたので、人材を使い捨てるブラック企業がどんなことを考え、どういったやり口で採用してくるのか手に取るようにわかります。

そんな私が、入社前にブラック企業を見分ける方法をお伝えします。

ブラック企業につかまると、お金・時間・健康・キャリアといったあなたの大切な資産が根こそぎ奪われていきます。

そんな哀れな犠牲者を一人でも救うことができれば嬉しいです。

 

1.転職サイトや企業ホームページの求人情報から見分ける

実は、ブラック企業は転職サイトや企業ホームページの求人情報からある程度見分けることができます。そのポイントは以下の通りです。

月収を誇張する

・月給約20~40万円 ※固定給プラス能力給 月1回の査定で給与アップ

・月給30万円~ ※未経験でも高収入が狙えます

給料の条件がこのように記載されている企業は怪しいと思った方がいいです。

ブラック企業が世間知らずの若者を大量に募集するために行う手法が、「能力による昇給」「みなし残業代」です。

まず上の例の「能力による昇給」ですが、最低20万円から能力次第で40万円まで給料が上がりますと記載されてますが、まず上がらないと思った方がいいです。

そもそも査定の基準が一切記載されていませんし、ただ単に高収入を夢見せるためのまやかしです。ひどいところでは査定自体がなかったりします。

次に下の例の「みなし残業代」ですが、月給30万円~の給料にあらかじめ残業代が含まれているケースです。

残業代を「基本給」に含めることで月給を水増しし、誇張して魅力ある求人に見せかけているのです。

本来、みなし残業代を給料に含める時は以下のような表記をしなければいけません。

・月給30万円(ただし、45時間分のみなし残業代5万円を含む)

業界標準の給料より明らかに高い場合は、特に気をつけましょう。「未経験でも高収入が狙えます」なんていう甘い言葉に引っかかってはいけません。

この2つの手口は普通の人は気付きづらいため、かなり悪質です。

私のいたブラック企業もこの手法を使っていましたが、当然のように査定自体がありませんでしたし、残業代が支払われることもありませんでした。

採用条件を偽装する

「正社員」で募集をかけているのに、採用の際にそれを覆す会社や、「試用期間」を悪用する会社もブラック企業に該当します。

特に、試用期間が長すぎる会社(1年間など)や試用期間中の待遇を契約社員扱いにしてくる会社は要注意です。

試用期間という制度自体は違法でもなんでもないのですが、悪用すると凶器に変わります。

最悪なケースだと、試用期間中ずっと契約社員で働かされたあげく期間終了と同時にクビになることもあります。

一般的に、よっぽどの粗相がない限り、試用期間後も正社員として採用されるのですが、ブラック企業の場合はなんやかんやイチャモンをつけて会社側の都合のいいように人材を使い倒そうとしてきます。

試用期間の有無と期間中の待遇は入社前に必ず確認しましょう

求人広告がずっと掲載されている

ブラック企業は常に人手不足で困っています。人を採用してもすぐ辞めてしまうからです。

求人広告を出すのにも当然お金がかかります。私の経験でいうと1つのサイトに求人広告を出すのに大体5万円/月くらいはかかっていました。

それにもかかわらず、ずっと広告を掲載し続けている会社は、人が集まらない、もしくは人がどんどん辞めている会社という事ができます。

なので、そうした会社があれば「ブラック企業なのでは?」と疑ってみましょう。

アットホームな雰囲気

会社の特徴に

・アットホームな雰囲気で風通しがいい社風です

などど書かれている会社は、うさんくさいので信じない方がいいです。

他に書くべき良いところがないときに、よく使われる定番のフレーズが「アットホームな雰囲気」なのです。

 

2.社内の雰囲気から見分ける

ブラック企業の社内の雰囲気は大きく分けて2つの特徴があります。実際に入社してみないと分からない事もありますが、面接の時などに社内を観察して以下のような傾向があれば要注意です。

軍隊のような体育会系の雰囲気

成果報酬制の営業会社などにありがちです。根性論が幅を利かせており、厳しいノルマを達成できない社員を徹底的に詰めるようなパワハラが横行している会社です。

・別の部屋から怒声が聞こえてくる

・「目標必達」のようなスローガンが社内に大々的に掲げられている

・成果を出している成績優秀者を顔写真つきで壁に貼りだしている など

社内でこういう光景を見たら、高確率でブラック企業だと思っていいでしょう。

さらに、こういう会社の社員の表情を見ていると人間らしさや生気がなく、感情を失ったロボットのような人が多いです。

負のオーラがただよっていて暗い雰囲気

会社の敷居をまたいだ瞬間、どよんとした重い空気を感じることがあります。

社内に活気がなく、諦めムードでいやいや働いている従業員の態度がそう感じさせる原因です。

具体的には、

・社外の人に明るくあいさつしない

・面接者を歓迎しない

・自分たちの会社に誇りをもっていないような発言をする など

こんな場面に遭遇したら、ブラック企業の可能性が高いです。

 

3.決算書から見分ける

「決算書?数字が苦手だからムリ…。」そう思って諦めないでください。

見るべきポイントは損益計算書の役員報酬給与手当この2つだけです。

役員報酬

役員報酬とは経営者の年収のことで、この金額が0万~200万くらいのあまりにも低い数字であれば会社の経営が苦しい可能性があります。

ただし、これは税金対策のためにあえて役員報酬を抑えている可能性もあるので一概には言えません。

給与手当

給与手当とは正社員に支払った1年間の給料の合計のことです。つまりこの数字を正社員の人数で割れば一人当たりの年収がでます。※アルバイトの人件費は除く

これを見て明らかに数字が低すぎておかしいようなら、ブラック企業の可能性は高いです。

「営業利益は見ないの?」といった疑問もありそうですが、小さい会社は平気で架空の在庫などを計上して利益を水増しするので参考になりません。(いわゆる粉飾決算)

上場しているような大企業であれば、決算書は公開されているのでネットからも見れますが、たいていの会社は公開していないため社内に保管されています。

特に小さい会社であればあるほど、経営者にお願いして決算書を見せてもらえるか交渉しましょう。

「スキルを上げるために簿記の勉強をしていて参考にしたいんです。」とか言えばおそらく見せてもらえるでしょう。

即答で拒否されるようであれば、見られたら困るような事があるということなのでブラック企業の可能性が高まります。

 

4.企業理念やビジョンから見分ける

社長や採用担当の人が発する言葉に注目しましょう。以下のような手垢のついた単語をアレンジして会社独自の単語を作り、頻繁に連呼している会社は警戒した方がいいです。

・地球規模の社会貢献

・圧倒的成長

・飽くなき挑戦 など

そういった特殊な単語を作る時点で、社員に独自の思想を根付かせて洗脳しようというトップの思惑があるからです。

恋人や仲間内のあいだで特殊な言葉を作って、それを合言葉にするという経験をしたことはないでしょうか?

合言葉をつくると、秘密を仲間内だけで共有している感覚がたまらなくなり、そこから抜け出せなくなります。

なぜなら、合言葉は人間の本能にインプットされている「所属の欲求」を刺激するからです。

ブラック企業も同様に耳ざわりの良い言葉を並べて、社員を安月給で働かせるやりがい搾取を仕掛けてきます。

そういった会社の経営者ほど、たいした実力もないのに自分をエラく見せて情報弱者を洗脳するのが得意なので気をつけましょう。

 

5.ネットの口コミから見分ける

企業を調べる際はネットの口コミも役に立ちます。

「キャリコネ」で口コミを見ながら、就職しようとしている会社がブラックかどうか判断しましょう。

キャリコネは企業の口コミに特化した2ちゃんのようなサイトで、以下のように実際に働いている人の口コミが見れます。

口コミ

もちろん登録も口コミを見るのも無料です。

ネットの情報は匿名なので信憑性が微妙ですが、多くの不満が集まっている会社であればヤバい企業の可能性があります。

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6.働いている人に直接話を聞いて見分ける

実際に働いている人に話を聞いてみましょう。給与残業時間の点で転職サイトや企業ホームページに載っていた条件と違いがないかどうか、社内の雰囲気はどうか、などストレートに聞いてきます。

この時、経営者サイドの人ではなく一般の平社員に聞くのがコツです。

経営者はカッコつけて大きな夢や良い事しか言わないので信用してはいけません。良識ある経営者なら従業員と会話することも快くOKしてくれるでしょう。

 

7.雇用契約書から見分ける

まともな会社であれば、入社直前に雇用契約書にサインをします。

まずはもらった書類に隅から隅まで目を通します。そこで、聞いてない条件が入っていたり納得できない点が1つでもあれば入社すべきではありません。

特に家族経営の会社だったり、創業したてのベンチャー企業などはこの辺があいまいなので、いいように使われる危険が高いです。

こちらが頼んでも雇用契約書を作らない会社は、ほぼ間違いなくブラック企業です。

雇用契約を結ぶと、会社側が労働問題で訴えられた時に困るから書類を交わさないのです。人から搾取する魂胆がみえみえです。

私の勤めていたブラック企業でも、経営者が「雇用契約書は作るな」と社員に念を押していました。

 

まとめ

この世の中には会社が従業員から搾取しようとする罠がいたるところに潜んでいます。

それを避けるためには、「正しい知識を身につけて自分の身は自分で守る」これしかありません。

ブラック企業経験者の私からひとことアドバイスさせてもらうならば、

注意
良い事しか言わない会社は信用するな! うまい話には必ず裏がある。

これに尽きます。

逆にいうと、自社の弱点や過去の失敗などをオープンに話してくれるような会社は信用できます。

勇気をもって「働くうえで御社の弱点はありますか?」といったキワどい質問をしてみましょう。誠意をもって答えてくれるような会社は人を大切にするホワイト企業な事が多いものです。

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